> 腰部脊柱管狭窄症
様々な原因で腰部の神経の通り道(脊柱管)が狭くなり神経を圧迫することで症状が生じるようになった状態で、みのもんたさんが手術を受けたことで少し知名度があがったようです。大きく分けて、不安定性があるかないかで手術方法が異なります。
不安定性がない場合
神経を圧迫する原因を取り除く手術を行います。
片側または両側、開窓術、(部分)椎弓切除術などの術式で行います。
<一般的な経過>
手術前日 入院
手術日 手術(軟性コルセット装着)
術後4日〜 車イス開始
術後7日〜 歩行開始
術後7ー10日 抜糸後退院へ (早期退院希望の方は外来で抜糸)
不安定性がある場合
神経を圧迫する原因を取り除くとともに、不安定となっている脊椎を固定する手術を行います。
後側方固定術、前方・後方椎体固定術(インストゥルメント[金属]や骨移植の併用)などの術式で行います。
<一般的な経過>
手術前日 入院
手術日 手術(頚椎カラー装着)
術後7日〜 車イス開始
術後7−10日 抜糸
術後14日〜 歩行開始、CT, MRIにて確認後退院へ