<症例1>
 60代女性。2年前より腰痛、歩行障害出現。歩行は100m程の歩行で立ち止まって休み、再び歩き始める(間欠性跛行)状態で、また起きあがるときなどに著明な腰痛を生じて来院。脊柱管狭窄だけでなく、L3/4, 4/5間に不安定性を認めたため後方椎体固定術を行った。術後、疼痛は著明に改善し、歩行も数km可能となった。


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術前X線

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術後X線

<症例2>
 70代男性。1年前より両下肢痛が著明となり、歩行障害出現。脊柱管狭窄だけでなく、L2, L3の前方すべり・不安定性を認めたため後方椎体固定術を行った。術後、疼痛はほぼ消失し歩行も良好で特に支障ない。

※従来の固定術(TLIF)は大きな切開と皮下・筋肉組織の広範囲な剥離操作が必要でしたが、最近は低侵襲な手術が主流となっています。片側のみ剥離展開し、椎弓根スクリューはX線透視装置や特殊な手術器具(SEXTANT経皮的椎弓根スクリュー挿入システム, Quadrant開創器)を使用して経皮的に刺入することで、出血量・組織のダメージを減らし患者さんにとって優しい手術(MIS-TLIF)となっています。



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術前X線

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術前MRI

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術中風景 & イラスト

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術後X線

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術後MRI

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