> 胸腰椎移行部狭窄症

 胸腰椎移行部で神経の通り道が狭くなり、下肢の運動・知覚障害や膀胱直腸障害など多彩な症状を生じる疾患です。症状が定型的でないため診断が困難な場合があり、結果治療が遅れ後遺症を残すことも少なくありません。

<症例>
 60代女性。1年前より両下肢のしびれ、筋力低下を生じるようになり徐々に歩行が困難になってきたため当院初診、精査の結果、胸腰椎移行部狭窄による脊髄症と診断した。T12/L1間での狭窄は動的因子の関与も疑われたため単純な除圧だけでなく後弯矯正して固定を行った。
 術後、歩行は改善し経過良好である。

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術前X線

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術後3DCT

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術後MRI

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術中所見 & 術後X線

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術後3DCT

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術後MRI

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