> 腰椎椎間板ヘルニア (還納式片側椎弓形成術)
<症例1>
70代男性。1ヶ月前より左下腿外側部の疼痛・しびれ、足趾・足関節の背屈筋力の低下を生じ、MRI等精査した結果、椎間板ヘルニアによる左L5神経根障害と診断した。ヘルニアは脊柱管内〜左L5椎間孔内に存在していたため手術は還納式片側椎弓形成術を選択した。
手術によりしびれは若干残存するものの、左下肢痛はほぼ消失、筋力も良好に回復し経過良好である。
<症例2>
30代男性。1ヶ月前より左下腿外側・足背・足底部の疼痛・しびれ、足関節の背屈筋力の低下を生じ、MRI等精査した結果、椎間板ヘルニアによる左L5・S1神経根障害と診断した。ヘルニアは脊柱管内〜左L5椎間孔内に存在していたため手術は還納式片側椎弓形成術を選択した。
手術により左母趾に若干のしびれが残存するものの左下肢痛はほぼ消失、筋力も良好に回復し経過良好である。